トークンとは?
言語モデルは文字や単語をそのまま読むのではなく、「トークナイザー」で区切った トークン という単位で読み取ります。英語ではよく使う単語1つ、長い単語の一部、記号、空白の並びなどが1トークンになります。日本語では、ひらがな・カタカナ・漢字の1〜2文字程度が1トークンになることが多く、同じ内容でも英語よりトークン数が多くなりがちです。各社とも料金はトークン単位で、コンテキストの上限もトークン数で決まっているため、プロンプトのおおよそのトークン数を知ることが費用見積もりの第一歩です。
推定の仕組み
トークナイザーは各社で異なり、公開されていないものもあります。このツールは、巨大なトークナイザーのファイルを読み込む代わりに、次の経験則で推定します。
- 日本語・中国語・韓国語の文字:1文字およそ1トークンとして数えます(範囲の上限は1文字1.5トークン)。
- 英数字の部分:「約4文字で1トークン」と「1単語あたり約1.33トークン」の2つのルールの平均を使います。
表示される範囲の下限と上限は、それぞれのルールを単独で使った場合の値です。料金表は、推定トークン数に各モデルの公表単価を掛けて計算しています。入力として扱う場合は、想定する回答の長さを出力として加算します。
計算例
日本語600文字のシステムプロンプトは、約 600トークン と推定されます。これを1か月に10,000回送り、毎回300トークンの回答を受け取ると、入力は600万トークン、出力は300万トークンです。Claude Haiku 4.5(1ドル/5ドル)なら 6 + 15 = 月21ドル、GPT-5.6 Sol(5ドル/30ドル)なら 30 + 90 = 月120ドル です。
この例からわかるように、費用はプロンプトの長さよりも回答の長さに左右されることが少なくありません。回答を短くするのは最も効果的な節約策の一つです。トラフィックや会話履歴、音声出力まで含めて試算するには AI API 料金計算ツール をご利用ください。
注意点
これは推定ツールであり、正確なトークナイザーではありません。ソースコード、JSON、URL、数字、特殊な書式は文章より多くのトークンになりやすく、実際の数は高めに出る傾向があります。同じテキストでもモデルの系統によってトークン数が大きく異なることがあります。請求に使う正確な値は、各社のトークン数カウント API やレスポンスの usage 項目でご確認ください。チャットアプリではメッセージごとに見えない書式トークンも加わり、画像・音声・ツール定義は別途課金されます。